モーターべースの製作法
名称 | モーターべースの製作法 |
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2017年6月12日
次は、モーターベースの制作になります。
本来今回の製作記事で紹介させていただいた「元旋盤」は「ベルト掛け」→「単独ヘッドに交換&テールストック新品と交換」に改造されていたシロモノなので、モーターベースはヘッド(変速機)のメーカー「東京変速機」の純正がヘッドと組で自動的に付いてきていたので、それを、そのまま利用している為、新造する必要はありません(使いまわしています)
そこで、今回は3年位前に、新造した「中型絞り旋盤」を建造した際に制作したモーターベースの製作記事になります。
自分で使う機械ですので、毎月行うベルトの張りの検査や調整、プーリーの摩耗(交換時期)そして、数か月おきに検査する回転数の低下度。これについての保守点検は、担当するヘラ工がするのが一般的になります(・・・と、思っているのは井の中の蛙の自分だけで、各社、「設備の保守係部門」があって、担当が毎日保全を行っていたら、恥ずかしいです 汗 )ま、まぁその辺の問題はともかく、自分がベルトの張力などを検査して張りなおしたり交換する設備ですから、モーターが垂直に張り付いていて(重力がものすごい邪魔をする)苦しい姿勢でスパナを使いネジをコショコショ移動させて緩めたり張ったりする(なかなか位置が動かなくて大変煩わしいタイプのモーターベース)など、この手の装置につける人間などいませんので、当業界では画像のような形式のモーターベースを制作するのが一般的になります。
メーカー(東京変速機)も素人の私も深く考えなくても、一番理にかなっているこの方式にすんなり落ち着くワケですが、私は素人なので、原理(理屈)は東京変速機のモーターベースの方式をコピーし、その他に自分なりに考える「便利さ」のアレンジと東京変速機のオリジナルを上回る剛性を組み入れて制作してあります。
剛性を高めた理由は、東京変速機のモーターベースが一般絞り旋盤の1.5~2.2KW用に設計されたものに対して中型絞り旋盤は5.5Kw~それ以上Kwのモーターを乗せるからです
サブ画像が制作前の材料の写真です。たったこれだけで制作可能で笑いが止まらない(違)のですが、知らない人が完成品を見た場合「ずいぶん立派なベースを組んでいるなぁ・・・」と思い込んで欲しいという気持ちでいっぱいです(←それ、バラしてしまっては意味がないような・・・)
急造品なので無塗装で組んでしまいましたが、普通は塗装を施します。売りは、何と言ってもベルトの張力調整や消耗しきったプーリー&ベルトの新品との交換が容易である。これに尽きます
次は、いよいよ「テコ台」の制作ですね。(もう数年前にできているんですけど‥)
制作事例
- 台形ねじ切り